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カンピロバクター食中毒 症状



カンピロバクター食中毒 症状
カンピロバクター食中毒は、近年、わが国で発生している食中毒の中で、発生件数が最も多い食中毒らしく、
患者数も平成20年はノロウイルスに続いて2番目に多くなっているみたいです。
カンピロバクターは、家畜の流産あるいは腸炎原因菌として獣医学分野で注目されていた菌で、ニワトリ、ウシ等の家きんや家畜をはじめ、ペット、野鳥、野生動物などあらゆる動物が保菌しています。
1970年代に下痢患者から本菌が検出され、ヒトに対する下痢原性が証明されたみたいです。

カンピロバクターに感染すると、
症状としては、、下痢、腹痛、発熱、悪心、嘔気、嘔吐、頭痛、悪寒、倦怠感などであり、
他の感染型細菌性食中毒と酷似します。多くの患者は1週間で治癒し、通常、死亡例や重篤例はまれですが、
若齢者・高齢者、その他抵抗力の弱い者は重症化の可能性が高いことに注意が必要で、潜伏時間が一般に2~5日間とやや長いことが特徴らしいです。
カンピロバクターに感染した数週間後に、手足の麻痺や顔面神経麻痺、呼吸困難などを起こす「ギラン・バレー症候群」を発症する場合があることが指摘されているらしいです。

カンピロバクター食中毒の原因としては、
鶏肉関連調理食品及びその調理過程中の加熱不足や取扱い不備による二次汚染等が強く示唆されているらしく、鶏レバーやささみなどの刺身、鶏のタタキ、鶏わさなどの半生製品、加熱不足の調理品などが60件、
牛生レバーが疑われるものが11件認められているみたいです。

予防法としては・・・・
加熱調理によりカンピロバクターを死滅させること、具体的には、
(1)食肉は十分に加熱調理(中心部を75℃以上で1分間以上加熱)を行うほか、二次汚染防止のために
(2)食肉は他の食品と調理器具や容器を分けて処理や保存を行う、
(3)食肉を取り扱った後は手を洗ってから他の食品を取り扱う、
(4)食肉に触れた調理器具等は使用後洗浄・殺菌を行うことが重要となるみたいです。


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青木さやか

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